ヒアルロン酸の豆知識
保湿に良いのは知っていても、どんな成分なのか知らない人も多いはず。
そんな、意外と知らないヒアルロン酸の豆知識をお届けします。
ヒアルロン酸は粉末!?
高純度に精製されたヒアルロン酸は、無味無臭の白色の粉末です。
水に溶けやすく、溶かすと粘度の高いヒアルロン酸水溶液になります。
1gで2~6Lも水分保持
ヒアルロン酸は1gで2~6Lも水分を蓄えられると言われていて、保水性にとても優れています。
たくさんの水分を抱える力で、お肌を乾燥から守ることができるのです。
40歳で赤ちゃんの半分まで減ってしまう
ヒアルロン酸は体内で生成されますが、その量は年齢とともに減っていき40歳になると赤ちゃんの半分ほどまで減ってしまいます。ヒアルロン酸が不足すると、水分を保持する力が低下し、乾燥肌やしわ、シミなどの原因になります。
みずみずしい肌を保つためには、意識的にヒアルロン酸を取り入れることが重要です。
ヒアルロン酸の役割
化粧品に使われているイメージが強いヒアルロン酸ですが、実は目、皮膚、関節など体の様々なところに存在し、各部位で様々な役割を担っています。
美容以外にも健康や医療の分野など様々な分野で活躍しています。
ほとんどの化粧品に含まれている
実は世の中に出回っている化粧品のほとんどに、ヒアルロン酸は含まれています。
ヒアルロン酸は安全性が高く、また水に溶けやすいため非常に使い勝手の良い成分です。高い保水力と粘性を活かして、保湿や使用感の調整などの目的で使われています。
どうやって作られているの?
ヒアルロン酸を作る方法は大きく分けて2種類あります。一つは鶏のトサカから抽出する方法。もう一つは微生物による発酵法です。
太陽のアロエ社のヒアルロン酸は、微生物発酵の製法で作られています。
ヒアルロン酸の名前の由来は?
ヒアルロン酸は、1934年に米国コロンビア大学教授のカール・マイヤー博士により、牛の目の硝子体から発見されました。Uronic Acid(ウロン酸)を多く含むことと、ギリシャ語で硝子体を意味するHyaloidを合わせてHyaluronic Acidと命名されました。
ヒアルロン酸で割れないシャボン玉が作れる?
シャボン玉が割れてしまう主な原因は、泡の膜が薄くなってしまうため。ヒアルロン酸をシャボン玉液に入れると、保水力と粘性がシャボン玉の膜を強くして割れにくくなります。
洗顔料やシャンプーなどでも同じことが起こり、モコモコの泡の強い泡を作ることができます。